montokokoroの日記

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本を買った。一気に5冊。

ブックオフで5冊も本を買ってしまった。

当時は高ぶっていて5冊でも抑えた方なんだが、買ってから冷静になるとこんなに買う必要なかった。せっかくなので紹介。まだ読んでないけどね。

 

1,きりぎりす/太宰治

太宰治の短編集。最近太宰の別の短編集で「女生徒」というものを読んだ。これが大変面白かったので、その後立ち寄ったブックオフで衝動買い。表題の「きりぎりす」は女生徒にも含まれており結構かぶりがあるので、見た目のページ数ほどの読む時のハードルは無い。短編集は読むハードルが低いので結構良い。

 

2,高野聖/泉鏡花

高野聖 文豪ストレイドッグスコラボ表紙

これも短編集。太宰が子供の時に傾倒していたのが芥川龍之介とこの泉鏡花だった。泉鏡花は一切読んだことないので買ってみた。5つの短編から成るこの本、なんと最初の3つは古語っぽい。「~けり」とか、「~なり」とか、高校の古典の授業っぽい語尾でこれは読みづらい。これぐらい買う前に軽く見とけや。後半2つは見た感じ現代っぽいが、それでも若干読みづらそう。これは失敗かも。

明治大正昭和前半あたりの名作で表紙が文豪ストレイドッグスのキャラクターに差し替わったのが何冊がある。書店で表紙が見えるように平積みされているとかなり目に付くけど、文豪ストレイドッグスを一切知らないので、逆に敷居が高くなっている。今っぽいキャラのイラストが表紙なのはいいのよ。問題は知らないキャラってこと。今回はハイテンションで買った。こういう系統の表紙で敬遠していた本も一度買えば多分今後のハードルが低くなると思う。

 

3,推し燃ゆ/宇佐見りん

ずっと気になっていたので買った。見た感じ200ページ無さそうなので、その気になればさっさと読めそう。問題はいつその気になるのか、、、。

 

4,すべてがFになる/森博嗣

これもずっと気になっていた。ミステリーは最近読んで無かったので面白そう。

 

5,ハーモニー/伊藤計劃

これが一番の失敗。なぜなら既に持っているから。持っていることを忘れて買ったのではない。家にあるなあって思いながら、買った。本当になんで?一応家にあるやつとは表紙が違ってredjuiceというイラストレーターが表紙を書いた方。

伊藤計劃のハーモニーを買ったのはこれで3度目っていうんだから本当に愚か。一度目は普通に買って読んだ。めちゃくちゃ面白い。ゼロ年代SFというランキングで見事国内篇一位を取ったのが伊藤計劃の処女作「虐殺器官」。こっちもめちゃくちゃ面白い。けど、個人的には「ハーモニー」の方が好き。買った1冊目は面白かったので友人にあげた。で、その後読み返したくなったので再び購入して読んだ。その本は今も家の本棚の分かりやすい位置にある。ここまでは良い。

問題は今回購入した3冊目。なんで買っちゃったかなあー。一冊目、つまり友人にあげた方の表紙だったのでそれを欲しくなってしまったのか。でも中身一緒だからなあ。保存用ってことにしとくか。

 

という訳で、一気に5冊も買ってしまった本。今後頑張って読んでいきます。

本を買う瞬間の方が読むより好きかもしれん。

今回買った本