montokokoroの日記

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耳が汚い

耳垢栓塞除去(複雑なもの)(両側)

 

夜、風呂上がりに綿棒で耳掃除をしていた。左耳に綿棒を突っ込んで、しまったと思った時にはもう遅かった。耳が塞がった。耳垢が綿棒で奥に追いやられて左耳がつまった。左側だけぼーっとした感じ。テレビの音を片耳づつ聞いてみると、やっぱり左耳はぼんやりしてて遠くの音を聞いているようだ。

5年くらい前も全く同じやり方で耳がつまった。その時は耳鼻科に行って耳垢除去をしてもらい、耳掃除をやりすぎないように言われた。まあ、5年も経つとそんな忠告忘れて、また耳垢を詰まらせた。同じ耳鼻科に翌日行くと決めて寝た。ベッドで横になっている時にも左側だけ耳鳴りがする。

5年ぶりに行った耳鼻科は以前と全然変わらない清潔感だった。

堅いベッドみたいな診察台に乗せられると左より先に右側の耳から掃除された。仰向けで頭を左側を向かされると右耳に金属の筒を入れられて、水を入れられる。空気を吸う棒を耳に突っ込まれて水と耳にへばりついた垢を吸い込まれる。耳の中でめちゃくちゃな轟音がなる。

ベッドで左を向かされ右耳をいじくられている中、私の目の先にはモニターがある。そのモニターは今いじられている耳の中の動画が写されており、私の耳がどれだけ汚いのか、どうやって膜のようにへばりついた耳垢を除去しているのかを目の前に突きつけられる。こんな汚いもの見せるなとも思うが、この動画がないと右耳の内側で鳴り響く轟音を聞くだけなので、気を紛らわすためなのかとも思った。単純に医者がそれを見ながら耳垢除去しているだけなのかもしれない。頭を動かすわけにはいかないので耳がきれいになっていく様をずっと見ていた。

右側が終わって、同じ作業を問題の左耳でも始めた。少しした後医者が手を止め、「時間ありますか?」と聞いてきた。左側は垢がひどすぎるので強引に取ってしまうと耳を痛めるかもしれないので、水をいれてしばらく置いて垢をふやかしてから除去したいとのこと。時間なんていくらでもあるので承知すると別のベッドに追いやられ左耳に看護師が水を入れる。5分間そのまま放置されて、仕切り直した。ベッド、仰向け、轟音、モニター。治療後、「半年後にまた耳掃除に来てください」と言われた。数年おきにこんな治療するより半年ごとに耳垢を除去した方があちらとしてもやりやすいらしい。こちらとしても数年おきに耳を詰まらせるよりましだ。

治療費を払った後に医療費明細書というものを渡された。そこには施した処置の内容や使った薬とかが書いてある。

耳垢栓塞除去(複雑なもの)(両側)。私の耳垢は複雑なものだったらしい。しかも両方とも。問題ないと思っていた右側も医者からすれば複雑なほどの耳垢栓塞があったらしい。自分の耳掃除にこんな名前を当てられるとなんだかおかしい。

半年後に行くと耳垢栓塞除去(簡単なもの)(両側)とかになっているのだろうか。

そんなことを明細書を見ながら考えてた。その後ミスドでドーナツとコーヒーを楽しんで帰った。